ビジョン2035「つくる、ふたたび。未来へ」は、特種東海製紙グループが2035年に目指す姿と、その実現に向けたプロセスを示す長期ビジョンです。当社グループは、経営理念である「ユニークで存在感のある企業集団として、社会と環境に貢献する」、目指すべき企業像である「技術と信頼で顧客と共に未来をひらくオンリーワンビジネス企業」に基づき、社会・環境課題の解決に貢献していきます。
ビジョン2035の実現に向けて、第7次中期経営計画から第9次中期経営計画までの9年間を、BUILD、GROW、SCALEの3つのステップとして位置づけています。第7次中期経営計画では、中長期的なリターン創出に向けた基礎固めを行い、第8次・第9次中期経営計画を通じて収益基盤の強化と事業規模の拡大を進めていきます。

第7次中期経営計画を、ビジョン2035における収益性向上に向けた土台構築の期間と位置づけ、成長・基盤の両面への戦略投資を実行します。株主資本コストを上回る収益水準に向けたマイルストーンとして、経常利益とROEの目標を設定し、再資源化ビジネスを中心に新分野・新事業へ進出することで、収益源の獲得を図ります。
紙市場の縮小シナリオを前提に、成熟市場では基盤強化による収益の安定化を図り、成長領域での需要獲得による利益拡大を進めます。また、再資源化領域での新規事業開始によるリターンの一部取り込みにより、第6次中期経営計画最終年度比で経常利益23億円の改善を目指します。

第7次中期経営計画では、製紙3事業と環境関連事業の両輪で事業ポートフォリオの強化を進めます。
環境関連事業では、再資源化領域での新規参入と既存事業の安定化を図り、製紙3事業では、成長市場での需要獲得と外部環境の変化への対応を進めます。

営業キャッシュ・フローと有利子負債を原資として、成長投資および基盤強化に資本を配分します。環境関連事業を中心とした成長投資と、製紙・環境両方における既存事業の競争力強化を進め、将来のリターン創出に向けた基礎固めを行います。
