製紙業における資源循環

当社グループの製紙業におけるビジネスモデルには、上流・下流で2つの資源循環が組み込まれています。紙を製造するためのエネルギー面では社内外から収集した廃棄物などの熱利用、製品面では使用後に回収することで段ボール原紙などの原料となる古紙の再利用です。両面からの活動を継続してきたことで、業界で掲げられた各目標と比較しても優れた水準で資源を有効に利用できています。

古紙利用率

(%)

  • Y軸は、65%より表示

(%)

2022年度 2023年度 2024年度
当社グループ 75.60 76.40 72.81
業界目標 65.00 65.00 65.00
廃棄物の最終処分率

(%)

(%)

2022年度 2023年度 2024年度
当社グループ 0.33 0.53 0.14
業界目標 1.60 1.60 1.60

水資源の保全

基本的な考え方

当社グループは環境憲章に基づき、事業の基盤である豊かな水資源を次世代へ引き継ぐことを経営上の重要課題と認識しています。
各拠点の地域環境や事業特性に応じ、法令遵守はもとより、製造工程における水の循環利用の継続や効率的な使用を推進することで、持続可能な水資源の保全に取り組んでまいります。

水ストレス

当社グループは、持続可能な水管理を推進するため、全拠点を対象に水ストレス状況の評価を実施しています。
世界資源研究所(WRI)が提供する水リスク評価ツール「Aqueduct」を用い、グループの製造拠点および事業所が所在する流域の水リスクを分析しています。

その結果、現時点において当社グループが事業活動を実施している地域に、水ストレスが「High(高い)」以上に分類される地域は存在しないことを認識しています。

上記の評価に基づき、当社グループの水ストレス地域における活動状況は以下の通りです。

水ストレス地域(High以上)の状況
対象拠点数 0拠点
対象拠点における収益比率 0%
対象拠点における取水量 0km3
  • 対象範囲:特種東海製紙株式会社および連結子会社における全生産・営業拠点。

水管理計画

当社グループは、各製造拠点の特性に応じた水資源の効率的利用を推進しております。
製造拠点の運用において、マシンごとの節水やリサイクルシステムの活用等を含む「水管理計画」の策定を進めており、その状況は以下の通りです。

水管理計画の策定状況

  • 本計画は、各拠点における用水使用量のモニタリングに加え、白水の回収利用等のリサイクルシステムの運用を通じた用水原単位の把握および節水施策の実施を管理対象としています。
水管理計画を有する拠点数 2拠点
全製造拠点に対する水管理計画策定割合 25%