紙の情報発信

Pam

2002年に開館した Pam(Paper and material)では、企業情報や製品の情報を開示するとともに、紙にまつわるさまざまな歴史資料や、近現代のグラフィック作品の展示などを行っています。

紙の製法が伝わって以来、日本人は、情報伝達のための書写材としてのみならず、衣食住に関わるさまざまな用途において紙を活用することを可能にしてきました。私たちはその歴史を受け継ぎ、これからも時代の紙文化を担っていきたいと考えています。
私たちの技術や収蔵品の紹介、企画展をきっかけとして、紙にかかわるすべてのみなさんがこのPamで出逢うことができたら・・・。この場所から新たな表現のインスピレーションやプロダクトが誕生するかもしれません。

創業以来の製品の展示では会社の沿革を語るのみならず、日本における特殊紙の歴史をたどることができます。また現在の当社の製品と技術について、映像や図解をもりこんだインタラクティブシステムを用いて分かりやすく解説しています。

古今東西の紙資料(収蔵品)は、美術的・史料的価値とともに、わたくしたちにとっては料紙や素材としての紙の可能性を過去にさかのぼって確認していくための研究資料でもあります。企画展ではこの情報も合わせて、みなさまにご覧いただくことをテーマとしています。

Pamはどなたでもおひとりから見学可能となっています。常設展から企画展までゆっくりとお楽しみください。幅広い年齢を対象としたワークショップも随時開催しております。